『 鹿児島県警察歯科医会総会 』
日 時:平成24年1月28日(土)午後2時30分〜
場 所:鹿児島県歯科医師会館 5階 小ホール
対 象:鹿児島県歯科医師会会員
『 平成23年度 法 歯 学 研 修 会 』
日 時:平成24年1月28日(土)午後3時00分〜5時50分
場 所:鹿児島県歯科医師会館 5階 大ホール
対 象:歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士
主 催:鹿児島県警察歯科医会
共 催:鹿児島県歯科医師会、鹿児島県警察本部、第十管区海上保安本部
午後3時20分〜4時20分
○講 演 鵯:『大規模災害時における検視活動について』
講 師 :浦嶋 一生 氏 鹿児島県警察本部 刑事部捜査第一課 検視室長 警視
午後4時20分〜5時50分
○講 演 鵺:『大規模災害時における歯科医の役割〜何をする?どう動く?・東日本大震災における活動報告と共に〜』
講 師 : 花岡 洋一 氏 東京歯科大学法歯学講座准教授
法歯学分野の社会的役割がさらに再認識されてきております。
コ・デンタルスタッフの方々へも参加を呼びかけていただければ幸いです。
● 講 演 要 旨 ●
○講 演 鵯:『 大規模災害における検視活動について 』
講 師 : 浦嶋 一生 氏 鹿児島県警察本部刑事部捜査第一課 検視室長 警視
昨年3月に発生した東日本大震災では、特に甚大な被害を受けた宮城・福島・岩手の三県に対して本県警察官も出動し、行方不明者の捜索、治安確保のためのパトロ−ルや犯罪の取り締まり、避難所等での相談受理や防犯指導など各種活動を行っています。
検視や身元確認などを行う刑事部隊は、第一次、第二次部隊と出動して計20日間の活動に従事しましたが、現場では、寒冷地での検視、身元の特定、遺族への対応など様々な問題に直面しました。
一方、本県では、南北約600キロメ−トルに渡る広大な県域と多数の離島を抱えていますが、県内各地において集中豪雨等により多数の死傷者が出る大規模な災害被害が発生しています。
本日は、このような大規模災害時における検視の取り組みについて
○本県の検視業務のシステムと災害時の対応
○東日本大震災での検視活動
に分けて紹介したいと思います。
○講 演 鵺:『大規模災害時における歯科医の役割〜何をする?どう動く?
・東日本大震災における活動報告と共に〜 』
講 師 : 花岡 洋一 氏 東京歯科大学法歯学講座准教授
この度は、昨年に引き続き平成23年度鹿児島県警察歯科医会法歯学研修会にお招きを賜り大変光栄に存じます。
昨年3月11日、未曾有の震災が東日本を襲い、鹿児島県歯科医師会からも多数の先生方が支援活動に参加なされました。ここに謹んで敬意を表せせて頂きます。
災害を未然に防ぐことが現代社会における最重要課題の1つであったことはいうまでもなく、各地で実施されていた防災訓練はまさにそのためのものでした。しかし、「身元確認作業」と「防災」とは本来全く異質のものです。「身元確認作業」とは「生じてしまった災害によってもたらされた遺体の識別」であり、「災害を防ぐこと」ではありません。では、「防災訓練」に「身元確認訓練」は必要ないのでしょうか。?無論答えはNOであり、この両者を結び付ける概念こそ「リスクマネ−ジメント」です。
今回私は、特に被害の甚大であった、岩手、宮城、福島の3県において身元確認作業にあたり、期せずして3県に派遣された唯一の歯科医師となりました。その経験を踏まえ、大規模防災訓練参加の重要性と、大規模災害という特殊性を考慮した個人識別の留意点や今後の課題を、私なりにご提示させて頂きたいと考えております。